「化粧下地なし」のNGメイクに気をつけよう
ファンデーションは直接塗ってはいけない?
最近は時短美容が流行っており、ファンデーションの役割にプラスして「化粧下地とファンデーションが兼用」とオールマイティにこなしてくれる化粧品も多く発売されています。
しかし化粧下地とファンデーションはそれぞれ塗りわけた方がいいです。今日は塗りわけをしなかった時のデメリットを、3つの角度からご紹介します。
肌の凹凸や毛穴が目立ってしまう
素肌に自信があれば、そのままファンデーションを塗っても良いのではと思ってしまいがちですが、化粧下地はどんな方にも必要です。
肌の表面を拡大してみと「皮溝(ひこう)」と言う網目状の細かい溝があり、皮溝の間にはぷっくりと盛り上がった「皮丘(ひきゅう)」があります。
「肌のキメが細かい・粗い」と表現される肌の凹凸の意味はズバリこれで、溝の幅が狭くなればキメが細かくなり広くなれば粗くなるのです。
実はどれだけ素肌のキメが細かくて毛穴汚れもなく引き締まっていたとしても、この凹凸は誰しも存在します。
素肌に直接ファンデーションを塗るよりも化粧下地で薄いベールを作ることでこの凸凹が均一になり、ファンデーションを重ねた時に凹凸が目立ちにくい “なめらかな肌” になってくれます。
豆知識
すっぴん美人でも、凹凸はある。
くすみや赤みも目立ってしまう
ふたつ目はファンデーションだけでは、体調によって変化する素肌の色をカバーできないという点が挙げられます。化粧下地はクリア色ですが、素肌に合わせてカラーをコントロールができる化粧下地を使うことでサポートしてくれます。
例えばですが、
- ・頬が赤くなりやすい→グリーン系
- ・色白で体調が悪そうにみえる→ピンク系
- ・透明感がなくくすんでみえる→オレンジやイエロー系
などが代表的な色です。カラーコントロールとファンデーションがひとつになった「CCクリーム(カラーコントロールクリーム)」もありますが、クリームに色が入っているものだと自力で塗りわけるのは難しいでしょう。
またグリーン系の化粧下地は、赤みが気になる部分 “だけ” に塗らないと、通常の素肌のところは逆に血色が悪く見えてしまうので注意が必要です。
豆知識
カラーコントロールは自力でやる。
化粧崩れしやすくなる
最後のデメリットは時間が経過した後の崩れ方に違いが出ることです。
鼻筋のTゾーンは皮脂が多いためテカリの原因になりますし、口周りは会話したりご飯を食べたりすることでファンデーションがよれてしまうこともあります。
オススメなのは、直接ファンデーションを素肌に塗るのではなく、お好みの化粧下地の後に、軽くルースパウダーをはたくことです。そして、その上から、ファンデーションを重ねてみてください。
このひと手間を取り入れるだけで、ベースメイクが安定します。
豆知識
化粧下地は接着剤のような役割を果たす
まとめ
ファンデーションだけでなく化粧下地を塗ることで「仕上がりUP」と「ヨレにくさ」が実現します。ぜひ、素肌に合った色の化粧下地を選んでみてください
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