ファンデのノリが変わるパフやブラシのお手入れ方法
化粧品の発色やカバー力を、最大限に引き出すためには?
カバー力があるファンデーション選びや、顔色を良く見せるためのチーク選びなども大切ですが、それらを直接肌に塗るための「メイク道具」のお手入れも実は同じくらい重要です。
化粧品は細かい粒子や液状になっているため、パフやブラシを効率よく使うことでメイクの仕上がりが格段に変わります。
そこで今回は、ファンデーションパフ、チークブラシ、アイシャドウチップに染み込んでいる汚れをどのようにお掃除するのか、手順をおって解説したいと思います。
パフをそのまま洗っても汚れは取れない
最初はルースパウダーやファンデーションを肌に塗るときに使うパフについてです。パフの中にはメイク汚れが頑固に染み込んでいるため、いきなり水洗いをしても汚れが落ちません。オススメは、水気がない状態でクレンジングを揉みこむことです。
クレンジングは、オイル、ジェル、クリームなど日頃お使いのテクスチャーで良いと思いますが、長らくお掃除していない場合は「オイル」がオススメです。
特にお使いのファンデーションがウォータープルーフだったり、リキッドとパウダー両方を使ってメイクする方は、一番メイク汚れを落とす力が強い「オイル」がベストです。
クレンジングを染み込ませてからぬるま湯を洗面器に入れます。
冷水だとクレンジングが汚れと混ざりにくいので、ぬるま湯がオススメです。パフの上に、ボディソープを少量垂らして汚れ落としに入ります。
豆知識
クレンジングを染み込ませるだけで、スッキリきれい
いろいろな方向にブラシを擦ると毛羽立ってしまう
次はチークブラシです。
化粧品を買ったときに付属でついてくるブラシは、持ち運び用の小さいブラシなので、頬全体につきやすいように自分でチークブラシを用意している方も多いと思います大きなブラシは毛先が毛羽だつとチークの粉が飛び散ってしまい、うまくお肌に色がついてくれないのが欠点です。
メイクの仕上がりをよくするためにも、定期的に汚れを落とすのが良いです。
ポイントになるのは「クルクル回しながら」汚れを落とすということです。
まずはティッシュの上で一定の方向にクルクルします。いろんな方向にグリグリ回してしまうと、毛先がボロボロになってしまう可能性があるので、気をつけてください。
ティッシュに色が移ったら、パフと同じ要領で容器にぬるま湯を入れて、ボディソープを垂らします。優しく円を描くようにクルクルかき混ぜてください。
次第にお湯の色が濃くなってくるので、お湯を入れ替えながら繰り返し汚れを落としていきましょう。ちなみにブラシの汚れはクレンジングを使わないほうが良いです。確かに同じ油汚れには違いないのですが、チークはリキッドではなく細かい粉であることと、パフと違って「毛」でできています。
ブラシの素材は、馬やリスなどの繊細な毛が使われていることがあるので、洗浄成分のある液で優しく洗うと「毛」のパサツキがなくてすむのでオススメです。
クルクル回して洗うのがコツ
小さなチップは、引っ張ると壊れる
最後はアイシャドウチップです。よくアイシャドウを買うと、付属でついてくるものです。物によっては片方がブラシで片方がスポンジというタイプだったりもします。どちらにしても、アイシャドウチップは、とにかく壊れやすいので気をつけてください。
オススメは、ティッシュで挟んで指先で揉みこむこと。軽くボディソープを垂らして、水洗いでも良いですが、あまり何度も繰り返し洗っているとボロボロになってしまいます。ルースパウダーやファンデーションのパフ、チークブラシに比べると「消耗品」になりますのでマメに買い替えてもいいです。
豆知識
デリケートな目もとに使うので、定期的に買い換えよう
まとめ
朝は忙しくてそこまで気が回らないという方も、週末に、きれいにメイク道具をお掃除する時間を作ってみてはいかがでしょう。お肌の調子も良くなるかもしれませんよ。
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