美肌になるための睡眠テクニック

良い睡眠がとれていないと、お肌や髪の毛にも影響する?

夜の美容のお手入れは、少しお高めの美容液や保湿クリームをスキンケアの最後に投入し、お風呂上がりにはトリートメントやオイルを髪の毛に仕込んでいますという方向けてのアドバイスです。

実はその仕込んだ美容が、さらに力を発揮するのが「寝ている間」なのです。

あまり知られていないことですが、良い睡眠をとれているかいないかで、日頃のお手入れの成果がかなり変わってくると言っても過言ではないでしょう。

肌の細胞や髪の毛の細胞は「寝ている間」に生まれ変わります。だからしっかり熟睡することが大切です。

今回は良い睡眠をとるためのポイントを3つご紹介したいと思います。

眠りはじめの3時間が勝負

よく美容話で言われる、ゴールデンタイム「夜の22時〜午前2時」の間に寝ると良いという話があります。

確かにこの噂は本当なのですが、それよりも大切なことがあります。眠り出してからどれくらい “良い睡眠” をとっているか?ということが更に重要です。

“良い睡眠” とは深く熟睡している状態を指します。
眠りはじめの3時間は、成長ホルモンの分泌が盛んになり、栄養素を体内や皮膚に運んでくれるので、入念に夜ケアした美容成分が一番しっかり届く時間帯です。逆に眠りはじめの約3時間が寝つきが悪い、眠りの質が悪いと、同じケアをしていても差が出てしまうことになります。
豆知識
就寝時間より、眠り “はじめ” の時間を大切にしよう。

部屋の明かりは暖色系が理想

眠りはじめの約3時間をしっかり自分のものにするためには、どんな工夫をしたら良いのでしょうか。

目を閉じてもすぐに熟睡できるのであれば良いのですが、途中で目が覚めてしまうなど寝つきがあまりよくない時には、部屋の “明かり” に注目してみるのがコツです。

日常生活でパソコンやスマホを見る時間が長いと寝つきが悪くなる可能性は高まります。

明るい光を浴び続けると睡眠を安定させるメラトニン分泌が減少すると言われているので、部屋の中では柔らかい明かりに切り替えて眠りに向けて眼や脳を休ませて上げることが大切です。
豆知識
寝る数時間前から、目から入る “明かり” に注意しよう。

カフェインを控えて香りでリラックスする

最後は飲み物についてです。

コーヒーや緑茶、紅茶などにはカフェインが含まれているため、就寝前に飲むのは寝つきが悪くなる原因になるので控えましょうと言われますがなかなか難しいですよね。カフェインレスのコーヒー豆を買ってきて、夜に飲みたい時は自分で豆を挽く工夫をするなどでも立派な対策になります。

カフェインレスの商品で調節したり、眠りを誘うハーブティを飲んだりするのもおすすめです。あるいはバスグッズやアロマポットを利用して、カモミールやラベンダーなどのリラックスに導いてくれる香りを楽しむこともいい対策になります。
豆知識
アロマ入りの柔軟剤で、枕カバーをやすらぎ空間にしましょう。

まとめ

部屋を整えたり習慣を見直したりすることによって「眠りはじめの3時間」の眠りの質が向上してぐっすり熟睡できるようになります。それによって成長ホルモンがしっかり分泌されますので、より艶やかな肌と髪が手に入るかもしれません。

ぜひ、意識してみてください。