残念スキンケアを改善してみよう
残念スキンケアに要注意
なりたい肌を目指して自分なりにスキンケアをしているけれど、どうもその肌に近づけない。そんな人は、やみくもにアイテムを使用するのではなく、pH値を味方につけるのも改善策のひとつです。
昔、理科の実験の時に使用した、紫や黄色に色が変わるリトマス紙で測ったアノpH値。0〜14に段階が振り分けられており、0に近いほど酸性で、14に近いほどアルカリ性、真ん中の中性は7を表します。
今回は残念なスキンケアを例に挙げて、pH値の特性を生かしたお手入れ方法をご紹介したいと思います。
ごわついているから朝晩しっかり洗顔する
お肌のごわつきのもとは、古い角質といわれています。洗顔して汚れは落ちても、実は、古い角質はなかなか取れないのです。
古い角質除去には、ずばり、ピーリングの働きがある「酸性」の成分が必要。主には、「サリチル酸」や「AHA/フルーツ酸」などがあります。
なので、いつもの洗顔に加え、一時的に、お肌を酸性の成分でケアをしてみましょう。そうすることで、古い角質を取り除くことができますよ。なお、ピーリングは刺激もあるため、肌が落ち着いている時に週に1回くらいの目安で、使用されることをオススメします。
豆知識
ごわついた時は「酸性」がポイント
化粧水→乳液→クリームでばっちりケア
さまざまなスキンケアアイテムがありますが、それらを重ねるだけでは無駄です。 柔らかい肌を清潔に保ちたい場合は、一時的に肌をアルカリ性にするスキンケアを試してください。 特に、通常のスキンケアの前に何かを置くことをお勧めします。
それは「ブースター」とも呼ばれる「導入美容液」です。 ローションの前に入れることで、ブースターはその後のスキンケアを強化します。 顔に付けるのはいいですが、ひじやひざなどの「硬い傾向がある部分」にもお勧めです。
お肌を柔らかくする働きがあるため、黒ずみや硬さが気になるところに、使ってみてくださいね。
豆知識
ブースターを塗ってからスキンケアをするのがコツ
肌は弱酸性?
酸性とアルカリ性についてご紹介しましたが、「あれ、お肌は弱酸性じゃないの?」と疑問に思いますよね。実は、お肌は自然と弱酸性に戻る「中和作用」と言う機能が備わっているため、一時的に酸性やアルカリ性にお肌が傾いたとしても大丈夫なんです。お肌の性質って、おもしろいですよね。
豆知識
健康は肌には自然に戻る機能がある
まとめ
今まで、成分やpH値を意識したことがなかった!という方も、仕組みを知ることでスキンケアの深みがますのではないでしょうか。求めているお肌に、近づけていきましょう。
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