「のっぺり顔」にならないおすすめメイク術

のっぺり顔に要注意

「今日なんか元気ない?」
ナチュラルメイクをしているのにそう言われて傷ついた人は少なくないはず。そんな、のっぺりとした顔を脱却したいですよね。

今回は「ただ塗るだけ」「なんとなく隠すだけ」を卒業し、印象がパッ!と明るくなり、立体的に見えるようなメイクをご紹介したいと思います。

隠すだけのメイクはNG

さあ、化粧をしましょう!と考えたとき、化粧水や乳液、化粧下地などを塗った後、ファンーデーションをいきなり塗るとのっぺり顔になるので注意する必要があります。

基礎化粧品を重ねる前に、まずコンシーラーで鈍くなる可能性がある領域をカバーしてからベースメイクを追加することで暗くなりがちな印象を避けることができるので、仕込んでおきましょう。

ポイントは、「コンシーラー=ニキビ跡やシミを隠す」という使い方ではなく、上記の写真のように、目の上下、鼻の横、口角の3つに「C」を描いてみてください。ここで使用したいコンシーラーは、液状のサラサラしているものより、ちょっとテクスチャーが硬めの、クリームタイプやスティックタイプがオススメですよ。

しっかりお肌にフィットしていることを確認したら、描いた「C」を下から上に指の腹で伸ばしていきましょう。

少し圧力をかけながら、くぼみの部分をしっかりコンシーラーで埋めていくことで、くすみやすい「目」「鼻の横」「口角」が、明るくなります。キレイに伸ばし終えたら、この上から通常通りのベースメイクを重ねてOK。ファンデーションの色やアイテムを特に変えていなくても、カバーされていると思います。
豆知識
コンシーラーはニキビ跡やシミを隠すより、3つの「C」に入れるもの

キラキラさせてもダメ?

そして、キラキラやラメラメをつけたら、表情が明るくなるかも!と無造作につけるのは控えたいところ。間違えた部分に塗ってしまうと、汗ばんでいるのかな? 皮脂でメイクが浮いているのかな? という間違った印象を与えてしまいます。

ここで私がしている工夫は、2つ。ひとつ目は、細かいラメのアイシャドウを、目の下にふんわり入れて涙袋風すること。目頭から目尻まで、粘膜ギリギリに入れてみましょう。指でうまくできないという方は、綿棒や硬めのチップで入れてもOKです。

2つ目は、ハイライトを効果的に使用する方法です。「T字型」を眉毛の上から鼻の筋肉までキラキラさせると同時に、あごの先端に少し置いてください。 ハイライトをあごにつける人は驚くほど小さいですが、鼻の先端とあごの先端が “ツン!”と尖って見えるのが顔がシャープに見えるのでお勧めです。
豆知識
キラキラを上手に使ってシャープな印象を与えよう

全体に塗るのはNG

最後は、顔の影をつけていく作業ですが、小顔に見せるために顔全体に塗るのはNG。

ポイントは、なるべく顔を中心に寄せる方法です。彫りを深くみせるための工夫として、眉と眉をいつもより近めに描いたり、眉から鼻を延長線上に見えるように暗めのノーズシャドーで影をつけたりしていきましょう。

よくあるメイクテクはノーズシャドーを入れるだけですが、もうひと工夫するならば、光が当たった時に一番高く見えるであろう鼻の中間部(画像の点が付いているところ)に、少しだけノーズシャドーを入れてみてください。

「なぜあなたはそれをより高く見せるためにハイライトを付けましたが、鼻の影を付けましたか?」 でも、光の屈折で高くなるところに暗い影をつければ、鼻がはっきりするように見えますので、ぜひ試してみてください。 たくさん入れなくてもポイントでOKです!
豆知識
顔を中心に寄せるのがコツ。でもやりすぎに注意。

光と影を上手に使って立体メイクに

お手持ちのコンシーラー、ハイライト、ノーズシャドーの入れる場所や塗り方を少し変えるだけで、表情の印象は変わります。

のっぺり顔を卒業して立体メイクで、明るい印象を残しましょう。